あなたの靴はどこがすり減ってますか?

 

靴のすり減り方にはあなたの歩き方や姿勢のクセが現れます。

 

 

 

この写真をみてもらうと

 

・右足の方が黒い部分が薄くすり減っている

・どちらも外側がすり減っている

・左足の方が外側がたくさんすり減っている

・踵の方だけがすり減っている

 

ということがわかります

 

 

すり減る=体重がよくかかっているということです

 

 

この靴の方は左の股関節の外側に痛みが出ていました。

 

「歩いてるとふらふらして踏ん張れない」

 

 

試しに片脚立ちをお願いしたところ左はふらふらして1秒も立っていられませんでした。

 

 

左足では体重を支えられる筋力が低下。

そのため右足で踏ん張っていた→すり減りが大きくなったというわけです。

結果的に股関節にストレスが大きくかかります。

 

 

あなたは普段どのように靴を買われますか?

 

・私服に合わせやすいように

・好きなデザインだから

・安かったから

 

人によって理由はそれぞれだと思います。

 

 

 

靴を選ぶ正しい知識をつけるだけで

 

・痛みが出にくい

・踏ん張りやすい

・いつもより長く歩ける

 

ようになります。

 

 

自分に合った靴を見つけてみませんか?

 

 

 

靴の構造について

 

自分に合った靴を見つけるために靴の構造についてお話します。

 

 

布や革などで作られて足を包む部位をアッパーと言います。

 

靴底のソールは2種類。

  • 地面に接する1番底のソールをアウトソール
  • アウトソールとアッパーの間のものをミッドソール

 

 

 

 

靴の中敷きをインソールと言います。

 

 

 

次にアッパーの機能的な役割です。

 

踵の部分はヒールカップ。

側面と底面のヒールカップが自分の踵にしっかりフィットすると履きやすくなります。

ヒールカップの形は各メーカーや靴の種類によって違います。

 

靴を選ぶときにヒールカップを触りましょう。

型崩れしないでしっかりしている靴の方が安定します。

 

1度でも踵の部分を踏んでしまうとヒールカップが崩れます。

 

崩れるとフィット感や靴の安定性が減るので足元がぐらつきやすくなります。

そのため履き方も大事。急いでいる場合でも踵をつぶして履くのはNGです!

 

 

 

メーカーのロゴが書いてあったりする、足の甲の部分をサドルと言います。

このサドルが足の甲にしっかりフィットするかがとっても重要です。

 

靴を選ぶときや履くときに靴ひもをきつく締めて調整していませんか?

 

脱ぎ履ぎがしやすいようにとブカブカの靴を履いて靴紐で調整してしまうと足が圧迫されて血流が悪くなります。

圧迫されると足が広がらず踏ん張りにくくなります。

 

 

足と靴のフィット感を靴紐で調整するのは実は間違いです。

 

 

靴を選ぶポイントは、ヒールカップとサドルのフィット感で9割決まります

 

靴紐の役割は最後の微調整です。

 

正しい足のサイズの測り方

 

靴を選ぶときに自分の足のカタチやサイズを理解していることは大事です。

ぜひ、お近くの販売店で足のサイズを測ってもらってください。

 

 

 

足のサイズを知るために

①足長(そくちょう、レングス)

②足幅(あしはば)

③足囲(そくい、ウィズ)

の3つを測ります。

 

 

①足長は踵のでっぱっている所から1番長い指の先端まで真っすぐ引いた線の長さです。

 

測り方のポイント

・壁にかかとをつけると測りやすい

・測るときは土かかとから

 

 

②足幅は足の甲の横幅です。

測り方のポイント

・靴からインソールを抜いて足を置く

・足の指がはみ出ていないか

・ぶかぶかすぎないか

 

 

③足囲は足の甲のふくらみです

・指を曲げたときに出っ張る骨が目印測り方のポイント

・親指~小指をメジャーで測る

 

この数値はJIS規格表のA~Gに当てはめます。

靴でスリム・ワイドなどを選ぶときの目安になります。
日本人の足のカタチは3タイプに分かれます。

 

タイプ 特徴 インソールフィッティングの注意点
ギリシャ型 人差し指が長い ・先端のカーブが比較的合いやすい

・足長ジャストでもok

エジプト型 親指が長い ・できれば先端のカーブを合わせる
スクエア型 全指ほぼ同じ長さ ・先端のカーブを合わせるのが最優先

・足長は多少余裕をもたせる

 

 

 

約7割がエジプト型、約2割がギリシャ型、約1割がエジプト型といわれています。

 

 

自分の足のカタチに合わない靴を選ぶと

 

・靴擦れが起こりやすい

・指先が窮屈になり痛みが出やすい

・浮指になりやすい

・外反母趾になりやすい

・内反小趾になりやすい

 

などの問題が起こります

 

 

自分の足のカタチに合った靴を見つけるためにインソールフィッティングを行いましょう!

 

 

インソールフィッティングのやり方

 

①まず履きたい靴からインソールを抜く

②踵を合わせて足を置く

③足長、足幅、踵の3カ所をチェックする

 

補足:もしインソールにヒールカップがある場合は側面がフィットするか確認しましょう

 

 

インソールフィッティングのチェック問題を2つ出します。

 

足長、足幅、踵の部分が合っているか〇×で考えてみてください。
1問目です

 

 

 

正解は、足幅が△にも見えますが全て〇ですね。正解は足長〇、足幅×、踵×です。

2問目です

補足のヒールカップ側面もフィットしています。

 

 

 

 

変形性股関節症の方の靴の選び方

 

靴を選ぶ時は「靴の種類」と「サイズ」に気をつけてみてください。

サイズは足長をもとにインソールフィッティングを行って選んでください。

 

 

一般的に股関節の変形のパターンは2つあります。

外反股・内反股ではそれぞれ足首の傾きが違い、足首の傾きによって選ぶ靴が変わります!

 

 

足首の角度は3パターンあります

・真っすぐ

・回外

・回内

 

足首の傾きは踵の骨とふくらはぎの角度でチェックします。

 

測り方は下の写真を参考にしてください。

この写真は足首が真っすぐでゆがんでいません。

 

回内・回外に傾きがみられる方は履いた時に足首の角度がなるべく真っすぐになる靴を選びましょう!

 

・片脚立ちが安定する

・足踏みがふらふらしない

 

この2つが足首が真っすぐになった場合は体感できる変化です。

 

 

もし間違って傾きが強くなる靴を選んでしまうと

・ふらつきが大きくなる

・歩きにくい

・疲れやすい

・痛みが増える

といった症状がでます

 

 

 

 

靴選びのまとめ

 

1足長、足幅、足囲を知る

2足長を目安に靴のサイズを決める

3靴からインソールを抜いて踵を揃えて足を合わせてみる

ポイント:踵、親指、小指がはみ出ていないか?フィットしているか?

3がクリアしなかった場合→違う種類の靴を試すか1サイズ違う靴を試す

3がクリアした場合→実際に履いてみる

ポイント:靴のヒールカップ、サドル部分のフィット感があるか?

足囲が窮屈でないか?

 

 

 

 

 

変形性股関節症の方の場合

1自分の足首の傾きが真っすぐ、回外、回内のどれかチェックしてみる

2靴を踵の方からチェックする

ポイント:靴自体が回外・回内用に傾いて作られていることがある

3実際に履いてみる

ポイント:片脚で立ちやすいか?ぐらつかないか?

 

 

選ぶ靴の種類が合っているか?

サイズが合っているか?

どちらもとっても大事です。

 

 

以上のことを参考に靴選びをしてみてください。

自分に合った靴に出会えますように。

 

 

 

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